「海と山と温泉が、ひとつの地域で全て堪能できる」と別府の魅力を熱く語るのは、この宿のオーナー、青山さん。別府のことは言わずもがな、温泉のことはさらに詳しく、聞けば、「別府八湯温泉道名人」なのだそうだ。驚いたのは、彼は名古屋の出身で、公務員の職を捨て、宿の経営を始めたのだとか。若い頃、ユースホステルを利用して全国を旅するようになった彼は、やがて別府のユースホステルの常連となっていた。ある時、この宿の廃業が、彼の人生を大きく変えた。
この宿は、一見、民家のような建物であるが、はじめからユースホステル仕様で新築されたもので、設計には青山さんの経験とユースホステル協会のノウハウが詰まっている。肝は食堂と談話室。できるだけ境界を無くし、利用者が交流しやすくしている。
「ユースホステルでは喋ってなんぼですよ。」と青山さん。会話をかき混ぜ、利用者同士のご縁を取り持つのが、ペアレントの価値観だという。日本のユースホステルでは施設の管理者のことをペアレントと呼ぶ。利用者に親戚の家に遊びに来たような距離感を感じて欲しいということであろうか。「ペアレントは温泉道名人」温泉はもちろんのこと、別府の観光情報やお店情報、何を尋ねても教えてくれ、頼りに感じ、泊まった価値以上のことを見いだせる人も数多くいることが部屋に置いてある旅の日記から見ても分かった。
部屋での食事 | 夕食、朝食とも食堂でお召し上がりいただきます。 | |
クレジットカード | Visaのみ | |
駐車場 | 6台 | |
送迎 | ||
洗顔セット | ||
バスセット | ||
貸し出し品 | ドライヤー |
【収容人数】 18人 |
〒874-0045 |