船宿とは、江戸時代から明治初期にかけて港町におかれた入港船舶の廻船乗組員のための宿屋。現在の姉妹館、美保館は当時海鮮問屋を営んでおり、いくつかの船宿を所有していた。長くに渡り使われてなければ、そのまま放っておいたら解体に追い込まれる。実際に解体しなければいけなくなった建物もあり、時代の波をくぐり、歴史を垣間見ることができるものを何かの形で残したいという想いが強まった。そして、船宿に近い形態のゲストハウスとして流転した。
明治に建てられた船宿をジャパニーズモダン風にリノベーションした神邑は、個を重んじる。ドミトリータイプの部屋はなく、すべて個室対応。1室1名から3名までとなっている。2階が客室で4室あり、驚いたのはゲストハウスでは珍しいが、各部屋にテレビの設置があることだ。1階はフリースペースとなっている。キッチンがあり、簡単な自炊ができる。シャワー・トイレも2つずつあるので、混み合う心配も少ない。
歴史ある美保関の街で、気軽に泊まれる宿を探して、雨に濡れて碧く輝く青石畳通りを歩いていると、思いがけず自分の時間や空間を大切にできるゲストハウスを見つけた。古い梁や柱や階段に遠い昔の宿の賑わいを思い浮かべてみた。
お一人様料金 | 1名1室 | 2~3名1室 | |
室料 | 平日 | ¥7,700 | ¥6,600 |
休前日 | ¥9,900 | ¥8,800 | |
特別期間 (4/27~5/6、 8/7~8/16、 12/31~1/3) |
¥15,400 | ¥14,300 | |
お食事料金 | 【夕食】¥11,000、¥13,200、¥15,400各コース選択 【朝食】¥2,200 |
部屋での食事 | 夕食、朝食ともに姉妹館の美保館にてお召し上がりいただきます。 | |
クレジットカード | VISA、MASTER | |
駐車場 | 20台 | |
送迎 | 境港、米子空港まで(1,000円 / 1組) *事前にご相談ください。 |
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洗顔セット | 歯ブラシ、歯磨き粉、フェイスタオル、石鹸、コップ、櫛 | |
バスセット | バスタオル、浴衣 | |
貸し出し品 | ベビー用品、釣竿・釣餌 |
【収容人数】 10人 |
〒690-1501 |